不労所得が欲しいから株投資

SEの日本株投資。IT系多め。

アリアケジャパン(2815)の株価予想・企業分析

100%自然由来のスープ、ブイヨン、ソース等の天然調味料製品(だし)を製造しており、畜産系の天然調味料で約5割のシェアを握る。主要顧客は、コンビニや大手の外食チェーン。近年はカレーやレトルト食品などの製造も行なっている。
第一四半期の決算報告書を確認し、国内も海外(アジア、欧州)も順調に売上や利益が順調に伸びており、生産体制も強力であることから、参入障壁が大きく株価も割安と考えて新規獲得しました。 

獲得した理由

  • 外食業界の人手不足を背景に今後も需要拡大が見込まれる
  • 中食需要の増加も追い風
  • 外国人観光客の増加により日本の味に慣れた人が増加し、海外売上のさらなる増加が期待できる
  • 味の素や他のグローバル企業と比較して営業利益率が高く、さらに上昇しているおり、優位性が有る

内食需要

外食と内食の中間地点である中食の需要が拡大しており、中食需要の拡大はアリアケジャパンにとって追い風だと考えています。

外食
* 経済面や健康意識の高まりから、UberEatsやテイクアウト、デパート・スーパー・コンビニ惣菜に需要が移っている
* 購入される惣菜も弁当から単品へと、より食卓の中の1品に変わるものが伸びている

内食
* 冷凍食品、CookDoなどの加工食品の需要が拡大しており、お手軽に作れ、家事を省力化できる製品が伸びている
* だし類の需要は今後も伸びて行くと見込まれる

海外展開

海外観光客の目的トップはグルメ

ショッピングや寺社巡りを抑えて、グルメが日本の魅力第1位であり、今後日本の食文化は海外に広がっていくと思っています。

海外工場の増加

欧米では健康志向の高まりから、化学調味料を敬遠する動きが加速しており、海外での売上拡大が期待できる。中長期的には2025年に海外売上を500億円程度まで拡大することを目指しているようです。

味の素との比較

最終製品を提供するメーカーは数が多く競争が激しいため、最終製品ではなくメーカーに提供する安定性を魅了を感じました。一般に食品メーカーは企業数が多く、参入障壁も低いことから競争が激しく、通常の利益率は数%程度です。味の素でも8.4%と一桁台だが、アリアケジャパンのは21%と驚異的な利益率を誇っている。

アリアケジャパン 味の素
売上(味の素は食品部門のみ) 543億円 8,566億円
営業利益率 21.0% 8.4%
主要製品 業務用製品(和洋中を問わずだし全般) 味の素、ほんだしクノールCook Do、冷凍食品、Blendy、Maxim

セブンイレブンの「金のビーフシチュー」など、最終製品も一部提供を開始している

今後の見通し

  • 国内は人口減少が進むため、売上より利益を重視する方針
  • 一方、今後3年間で中国、欧州、日本合わせて 100 億円超の設備投資予定であり、需要は大きく今後も順調に拡大していく見通し

売却するときの基準

  • 味の素など、他の大手が同ジャンルに進出する場合
    (アリアケジャパンはかなりの金額を生産設備に投資しており、参入障壁は高いものと見られる)
  • 2019年の米国と同様に、海外での状況変化に変化があり、売上の低迷や営業損益の低下が見込まれる場合
    ※アマゾンのホールフーズ買収を発端に、アメリカの市場環境が悪化し、2019年度3月に子会社の売却を行った