宿泊予約サイトコントローラー「TEMAIRAZU(手間いらず)」の提供を行っている。複数のオンライン予約サイトの在庫・料金等の情報を一括管理するシステムであり、宿泊施設の予約業務を効率化し、販売チャネルの拡大と運用コスト低減に寄与する。
圧倒的な利益率と今後の成長見込みに対して、現在の株価が割安と考えて新規獲得しました。
各種指標
PER:36.10倍
PBR:8.21倍
配当利回り:0.63%
※2019/9/6時点
業績推移
- 手間いらずのリリース以降、順調に推移
- 2019年6月期の営業利益率65%と驚異的な高利益率を誇る
- 売上増に伴い、さらなる利益率の上昇が見込まれる
競合
サービス | 特徴 | 費用 |
---|---|---|
TEMAIRAZU | ・Booking.comが推奨している ・連携サイトは100以上 ・インバウンド集客に強み |
初期:50,000円 月額:9,900円〜 |
ねっぱん! | ・楽天のグループ会社 ・業界トップの施設導入数を誇る ・ゲストハウスや小規模の宿泊施設向け ・2019年7月より有料化 |
初期:50,000円 月額:5,000円~ |
TL-リンカーン | ・リクルート、JTB共同出資 ・旅行会社とネット会社を同一画面で管理可能 ・大規模なホテルや旅館向けに強い |
初期:100,000円 月額:15,000円~ |
マーケット規模
- 旅館、ホテルの施設数がサイトコントローラーのマーケット上限になります
- トップシェアのねっぱん!が約8,400施設(2018年12月末)なので、現在の市場全体での導入率は30%程度と見ています
- このため少なくとも売上高2倍程度までは、成長余地があると考えています
懸念点
- 宿泊施設数がマーケットの上限となるため、成長余地としては2倍〜3倍程度
- 旅行サイトも乱立のため競争が激しく、今後はサイト数の減少も予想される
- サイトコントローラー の必要性が低くなる懸念がある
想定株価&見通し
- 上記から、今後も数年間は20~30%の成長を維持できると見ています
- 維持できれば、1年後あたりに現状の1.5倍の6,000円程度での売却を想定しています
- さらに長期的に成長するためには、旅行サイト以外に応用可能なジャンルを見つける必要がありそうです
- とりあえず、半年〜1年ぐらいの期間で購入してみようと思っています